K 奮闘記

精神的に向上心のない方の K

逆張り男の願い

思えば今まで逆張りばかりしてきた。普通の人とはちょっと変わった考えをもっている(と人に思われる)のが心地よかったのかもしれない。


自分の場合、「大学では卒業が楽勝」という悪しき風潮に毒され、なんなら講義をサボりまくって一日中ネットサーフィンしていても単位的にお釣りがくると本気で思っていた。また一方で、「大学生は遊んでいるだけ」というこれまた悪しき風潮から、ここでも自分は無駄に逆張りが発動して勉強しだし、なんなら成績上位に容易に食い込めるとも本気で思っていたものだから今にして思えばなんともおめでたい奴である。


実際はどうだったか。大学では勉強が大好きで熱心な人が実に多かった。周りは積極的に勉学について議論し、先生に質問にも行き、その傍らでみな自分たちの(学術的な)趣味に没頭していた。学業を修めるにはまさに最高の環境がそこには揃っており、常に逆張りを往く自分にはまさに最悪の環境がそこには揃っていた。思えば自分は生徒がテスト前に駆け込む図書館が大嫌いであったし、テスト期間が終わった直後のガラガラの図書館が大好きであったのだ。


そして現在、決して叶わぬ願いがここにある。研究室の学生たちよ。どうか毎日研究室を休んでくれ。どうか研究に没頭しないでくれ。どうか教授と仲良くならないでくれ。どうか学術的な議論をしないでくれ。


毎日研究室に来て研究に没頭し、教授と楽しく学術的な議論を展開したいから。