K 奮闘記

精神的に向上心のない方の K

好きなものを残しておく派

食事の際、昔から自分は好きなものを最後まで取っておいて食事終盤に満足度大逆転をかますという性格だったが、この性格が人生において問題になっている気がするのである。


まずこの性格がうまく活きたのが大学受験である。今となってはもう古いドラマとなってしまったが、「ドラゴン桜」が当時話題となった。その頃は大学受験などみじんも意識していなかったと思うが、「馬鹿とブスこそ東大にいけ!」みたいな謳い文句は子供ながらに衝撃的だった記憶がある。「東大に行けば将来安泰」というのは別に東大でなく旧帝大くらいであっても十分だろうと思ったし先述した性格とのマッチングもあって受験に対するモチベーションはかなり高まった。この「つらい勉強を先にしておけば後はどうとでもなる」という考えに当時は全く疑問を持っていなかったのである。


そんなこんなで大学受験を無事終え第一志望の大学に合格した。自分の中でこれはもう食事における終盤戦、おいしいものしか残っていない状態、すなわち人生におけるウィニングランみたいなものだと思い込んでいた。そうした認識の甘さもあって、急激な無気力に襲われ大学内で相当な落ちこぼれとなってしまったのである。一種の燃え尽き症候群と言えよう。大学は遊び放題と言ってた奴らのことを過信しすぎた。人生最大の失態である。


実際に何か成功をして次へランクアップしたところで安泰などない。次に待つのは成功した者同士の新たな競争である。しかもこれは人生を通して終わることがない。一度無気力に陥って落ちこぼれとなった自分にとってこの現実はあまりに酷だ。ハンバーグの横にあるブロッコリーをどれだけ食べても一向になくなる気配がないじゃないか!